よくある無能→実はすごい力が物だと題名から考えてみると、実は別人がその体で蘇生して、それが凄い奴で・・・という、ある意味転生物の系統ということで、ある意味表題に偽りあり、フェイントをかまされたという感じ。前世の記憶を覚醒したというわけでもないので、第三者の視点で自分の立場を見つつ、まずは力の階段を昇り詰めていく。主人公の冷静沈着、上から目線で淡々と進んでいくところもいいですね。二つの復讐を完遂、特に主人公本来の復讐本来まで進むのは長くかかりそうですが、伏線の回収、更なる深まる味わいになることを期待しています。