ショッキングな題名に、被害者の児童にどんな実態があったのか気になり読んでみました。「“性被害”= 無理やりな性行為」だと残酷過ぎると心配しましたが、そこまでに至る事前の事案だった様で、ほっとしました。
むしろ最悪の事態までこなかった事で「そんなことくらい。」と過小評価になる危うさをはらんでいます。
被害者児童は学校へ行けないくらいのショックを受けています。加害者児童は家庭環境に問題があり、性行為がどんなものか知っており、他に人目のない場所で性的な接触を行っており悪質です。これを「スカートめくり」と同列にとらえてはいけません。加害者児童には自分の行為が“犯罪”である事を理解させ、今後一切行わない、許されない事だと自覚させる必要があります。これが周りの大人の責務です。(そもそも「スカートめくり」だったら許されるのかと言えば許されませんが。)
昨今ではインターネットを介して溢れる性的な情報、しかもそれが正しいとも限らなく。SNSの利用による拡散など、昔にはなかった条件がからみ、より問題を難しくしています。
幼いうちから「プライベートゾーン」(水着や下着で隠れる部分と口)を守る必要を教えたり、もしそれが侵害された場合の行動を教えたりするだけでも、犯罪にあう危険性を下げるかもしれません。
社会全体が子供を手厚く守るべきですが、必ずしもそうではありません。せめて自分達に何が出来るのか?考えさせられるきっかけを与えてくれます。