このレビューはネタバレを含みます▼
舞台は現代東京、突如同居することになった仙人とその弟子との日常と非日常。現実世界とファンタジーが見事に融合しています。カラー絵も優しい色づかいで素敵!
そしてスローライフ。紙づくりはなんとなく知っていましたが、ロウソクってこうやって作るの!?と驚きました。ものづくりの導入がさらっとしてて自然体なところが読みやすかったです。知識も経験もあるはずなのに、ゆるっとしていて偉ぶらない仙人ビンちゃんの魅力!幼い姉妹への真摯な接し方には頭が下がります。弟子のタオくんはちょっと不器用なところがあるけれど、頑張る姿を応援したくなります。
姉妹と母親の関係はどうかな〜と少し不安に思って読んでいましたが、想像していたよりは理解のある感じでほっとしました。このマンガを読んでいると、なんだか前向きな気持ちになれます。