田村由美さんの作品の出会いはこの「神話になった午後」を別コミで読んで好きになったのがきっかけでした。初めて購入したコミックもこの本。
当然ながら当時購入した初版はすでに手元にはないですが、まさか1986年の作品が電子コミックで読める日が来るとは…感無量。
改めて読むと田村由美さんの作品のヒロインにしてはのーこちゃんは一味違うキャラクターだけど、芯が強いところは共通しているのではないでしょうか?
当時読んでいたほかの少女漫画とは一線を画すオリジナリティ溢れる作品だったと思います。
35年前の作品ですが、思い出補正を除いてもいい大人になった今読んでも全然楽しめる作品だというところが凄い。
「天使かもしれない」は絵柄もまだ定まってない頃なので多少古さは感じますが、今も色褪せない原点の作品ではないでしょうか?
作者さんの他の作品が好きな方には是非読んでもらいたい作品です。