現代の、「いただきます」をしない・食べ物を大切にしない人達に是非!!読んでいただきたい。
その食べ物の命は、誰かに愛されていた、誰かに大切にされていた命。毎日毎日不必要な分まで粗末に扱っているその食べ物の命と、あなたの命の重さは比例します。それは絶対に覆る事のない、世の理だと思います。
お話としては前後編で無駄なものを極限まで削ぎ落とし、よくここまで纏め上げたなと感心するばかりです。
広げようと思えばどこまでも広げられるお話だと思うから。
恋愛ものとするも良し、妖怪ものに振り切って和風ファンタジーに仕上げるも良し、ただどちらにせよ、作者様の描きたかったお話とは少しズレてくるのかなぁ?と…
正直、続きが読みたすぎますが、このお話はここで終わり、どっぷりと余韻に浸るのも良いと思います。