ネタバレ・感想あり毒を喰らわば蓮のうてな【コミックス版】のレビュー

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ヘキの宝石箱
2025年4月27日
拝啓、ガチムチ受けです。
東アジアの国々を闇鍋した、携帯もPCもない戦後くらいの雑多な世界観…設定はふわっと、内容はガツっと。
全身猛毒のジアと強靭な肉体に毒の効かない特異体質を持つ鋼(はがね)が一蓮托生となりそれぞれの呪縛から解放されるまでを描く、エロスてんこ盛りの痛快なラブアクション。
控えめに言ってだいすきです。主に青年&少年漫画で育ったわたしのような人間にはたまらない作品でした。
とはいえ、わいせつ物陳列罪で逮捕案件でもあるのです…なぜならあの、雄っぱいむき出しで布地少なめなとんでもない衣装で立ち回る受けの鋼くん………ノーパンなんですよ。おまけにジアにしか身体を許さない鉄の貞操、ガチムチなのに暗器までも使いこなすうえ、お口にズボズボされるだけで昇天できるドエロさときている…不自然に口角が縫われてるし敵対組織のボスにキョンシー呼ばわりされているので、試し読みの段階では一回死んでいる設定なのかと思ったのですが、そこは普通に生身でした。
鋼にしてみればジアは囚われの自分を闇の底から救い出してくれた王子様のような存在。毒体質ゆえ孤独だったジアにしてみれば鋼はこの世で触れ合える唯一の相手。究極の凹凸…それだけでも萌えるのに、アクションシーンはかっこいいし2人は終始ラブラブだし、毒のせいで鋼くんがエロエロになっちゃうご褒美エピソードまで楽しめちゃうしで最後までほんとうに飽きません。
サブキャラも魅力的で、女ボスの芙蓉がまた飄々としてかっこいい。マフィア同士の駆け引きでも一歩も引かず艶やかに威厳を放っていて、エロはエロで素晴らしいのだけれどエロを抜きにしてもおもしろい漫画だと思います。

表題にある「蓮のうてな」というのは極楽に往生した者が座る蓮台のことで、それは毒蛇の異名を持つジアとその毒をものともしない鋼が愛し合った先の極楽を表しているのかな、なんて思ったりもして…敬具。
ポジティブな共依存
ネタバレ
2025年4月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ バックグラウンド暗めの共依存系って、あまり得意ではないのですが……。
こちらの作品は不思議な魅力と奇妙な光がありました。
特に受けの瞳に意思と光が宿った変化は目を見張るものがあって、作者さまの表現力の素晴らしさを感じてしまいました。

Hはやや強引系だったり、優しい指示出し、軽い拘束などです。
ガッツリSMなプレイを期待すると、少し物足りないと思います。

ストーリー重視でキャラクターの心情の変化を美味しいと思える方は好きだと思います。
強いガチムチ受け⋯!
2025年6月1日
毒が効かないどころか武術強いし防御ゼロの服にエロい体なのに無表情な受け(毒でセッなるとエロい顔なります!)⋯毒を持つヒール履きな執着攻め⋯組み合わせ⋯最高⋯。
背景が日本と中国と台湾をまぜたような雰囲気でガラケー無い時代も良き⋯。
白塗り残念。
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