こういった単ヒロインラブコメ系はヒロイン(と恋人との関係性)の魅力が刺さるか刺さらないかが個人的評価に大きく影響するものと思うが、この作品は自分にはいまいち刺さらなかった。
本作のヒロインはどちらかというと腕白・ガサツ寄りのボーイッシュであり、中世的な魅力とか外見と内面・仕草とのギャップといった要素が控えめ。男友達→恋人への関係性・心情の初々しい変化が好きならば刺さりやすいと思うが、悪く言えば幼稚な照れ合いに終始しがち。ボーイッシュな振る舞いの隙間に垣間見える少女の奥ゆかしさとかを感じられる場面はほぼほぼない。
本当に、単純に、ヒロインが個人的に刺さらなかった作品。