辛口レビューです。
タイトル通り、本当によくある家が隣同士の幼馴染み同士のアオハルBL設定で、これまたよくある勘違いからすれ違って結局ハッピーエンドという話なんですが……ツッコミどころが多過ぎる!
絵柄が綺麗と言えば綺麗ではあるけど、少し前の少女マンガとか二次創作の上手い同人誌みたいで、キャラの描き分けがイマイチです。「あれコレ誰だっけ?」となって確認したりで話が入ってこない。
攻めの髪がおそろしく長く、他の方も指摘されてますが異世界ものならともかく、リアル男子高校生でコレは非現実的すぎると思う。しかも目が赤いってモブのセリフあって「??????」ってなりました。あれ?クウォーター表記はあったけど目が赤??ん?それアルビノじゃね???
えっちの時も攻めの髪はそのままで……ぶっちゃけその長さだとえっちの時めちゃくちゃ邪魔なんですわ!!!【BLはファンタジー】なんだからそこ突っ込んだら負けなのかもしれませんが(何と戦っている?)、せめてもう少し短くしてくれたらここまで気にならなかったかもしれません。あとは結わえてあったりしたら…あるいは!
攻めのクウォーター設定も作り込みが浅くて、髪色と目の色の設定が使いたかっただけなんだろうなぁ、と思ってしまう。
1話に申し訳程度の受けの親フラあったけど、攻めの家族は全く出て来ず、基本、受けと攻めと友人2人の計4人で構成された広がりのない漫画なところも二次創作っぽい。チラチラと盛り上げ要員でモブが出てくるのツラいです。
とりあえず、受けの性格が好きになれなかったです。勝手に勘違いして八つ当たり、友人にまで心配かけて悲劇のヒロインぶってるのが本当に少女マンガ。挙げ句、謝罪の言葉もなんか上っ面だけに見えてイヤでした。