ネタバレ・感想ありBlow Up!のレビュー

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生きる音
ネタバレ
2025年9月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 音楽への情熱と人生の再生をジャズのリズムで描いた細野不二彦の異色作
ヘタでもアツい音を鳴らすオサムと、栄光を失った老ドラマーの出会いは、“生きるとは即興演奏だ”というメッセージを響かせます

絵のリズム感はまるで譜面のように軽快で、場面の切り替えは即興演奏のようにスリリング
オサムの成長譚は、ただの音楽漫画にとどまらず、挫折と再生を描いた社会人ドラマとしても胸に響きます

細野不二彦の作品群の中でも、音楽を媒介に人の“生きる音”を聴かせてくれる佳作
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色褪せない永遠のスタンダードナンバー
2023年3月9日
今 公開中の映画『BLUE GIANT』を観たら
この『Blow Up!』をどうしても読みたくなりました。
コミックス2巻、文庫、そして電子書籍と揃うことに。
最初に読んだ時、ページからサックスの音色が聞こえて
JAZZライブそのもののスリリングで熱い感情がうずまいたんですが
2023年の今も、そのままの熱い感情が渦巻いて
堪らなくなりました。
菊池オサムが動いて最高に熱いソロを吹くところが観たいなあ…
JAZZを題材にした漫画では『Blow Up!』が
やっぱり最高のキラーチューンで
私の永遠のスタンダード・ナンバーです。
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