これ出版社さんが変わったんですね。白泉社さん版のを購入して積んでいたのをようやく読みました。高校が舞台ですが、明らかなヒーロー・ヒロインはおらず、いわゆるラブストーリーではありません。ある高1クラスの生徒と先生が共に過ごす1年間を通して登場人物のみんながものすごく丁寧に描かれています。大人でもない子供でもない高校1年生という非常に微妙な年齢がうまく活かされていて、学校や家庭での笑えるエピソードも沢山あるし(古墳!)、もちろん悩みもあるし、辛くて苦しくて泣きそうになる出来事もあります(特に3巻)。でも最後には希望が見えて(読者も)前向きに進める気持ちになる! よしなが先生って、やっぱりステキで凄い漫画を創り出すストーリーテラーさんだわ〜。大好き!