ネタバレ・感想ありよくある令嬢転生だと思ったのにのレビュー

A-Jin DOYOSAY Lemonfrog

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love7 さん

(－/－) 総レビュー数：242件

よくある悪役令嬢だと思ったのに。

ネタバレ

2025年5月10日

このレビューはネタバレを含みます▼ エディット可哀想過ぎる。政略の駒というか、権力政争の為に、望まれない結婚をしたエディットは夫のキリアンや義父、義兄から冷遇される。この世界は主人公のリゼの為にあると知っていたので、彼女に親しみを込めて接してしたのに。どうやら1巻でリゼも黒そうだと読者には知らしめられるが、夫も義兄も義父もリゼにメロメロなので、エディットの言葉に耳を傾ける者は居ない。もちろん実家の実父もエディットに辛く当たる。本当に酷い。おそらく犯人はリゼだろう。可愛い顔をして逆ハーレム状態に満足している彼女は、エディットを陥れる為に、エディットが公爵家の情報を政敵の実家に送っている、という偽情報を作る。義父の逆鱗に触れて、処刑確実かと思われたが、エディットは機転を利かせてこれを回避。ただ、それでも公爵家から信頼を得たわけでは無いし、完全に容疑が晴れては居ない。エディットの必死な様子に触れて、キリアンは少し、ほんの少し揺れている様子。この、誰にも心が通じない、というエディットが不憫で、不憫で、泣いてしまいました。2巻で、エディットは無理が祟ったのと、唯一義母がエディットを信じるわ、と言ってくれた事でとうとう心尽きて倒れてしまう。が、これは。エディットが実は実家でも冷遇されて苦しかった、という「真実」を語る事が出来ない呪いの様なもので。「３つのミッションをクリアしないと」ならないという「設定」だった！っていう。これからまだ起こる事件とは？！多分偽情報事件が一つ目だと思うので、事件はあと二つ。エディットの「真実」に触れて、キリアンが彼女を信じて愛せる様になるまで。見守りたいと思うけど、これ以上エディットが辛いばっかりだと辛い。リゼには断罪を望む！

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うるるさん

(女性/50代) 総レビュー数：2件

待ってました

ネタバレ

2025年5月10日

このレビューはネタバレを含みます▼ とても好きな話なので単行本で読めるなんて嬉しいです。
始めは四面楚歌だった主人公が、少しずつ皆と心を通わせていって、影響を受けた人たちが物語の人物ではなく｢人間｣らしく変わっていくのが、良い…

1件

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わおんさん

(－/－) 総レビュー数：3942件

結構面白い。

ネタバレ

2025年5月10日

このレビューはネタバレを含みます▼ 向こうのマンガで転生物ってDV男が主人公の相手ってのが多いイメージだったんだけど、これは違った。
物語の中に転生してしまった主人公。それも悪役に。
物語の中では彼女は甘やかされ、ワガママに育った設定だったから何とか現状を打破しようと父親に突撃する。
しかし、現実は違く、美しく育った娘を利用し見た目だけ豪奢に、内実は虐げ、なんでも言うことを聞く様に躾けられていた。
父親に突撃した後、その事が記憶としてよみがえる。
何を言っても無駄だと理解した主人公は物語の通りヒロインがいる家に嫁ぐ。
夫はヒロインを陰ながら想っていて、男性2人にチヤホヤされてるヒロイン。
まぁ、それも物語通りだと諦め、夫からかえりみられる事も諦めただ、悲惨な最期を迎える事の無いように、ヒロインに優しくしようと思い生活する主人公。
なのに次々と原作者の介入があり…
事故にあったり罠に嵌められたり…結局強制的にでも原作に近づけられるのか…
って感じなんだけど、意外と主人公が素で行動した事がいい方に転がったり、初めはヒロインしか見ていなかった夫が徐々に主人公に気遣いしたり寄り添うようになったり。
とりあえず、DV男が出てこないし何だかんだいって夫は小説のストーリーから外れた行動を少しづつ取ってくれたり。ストーリー通りじゃないから本心からやってるんだぁ。とワクワクしたり。
何となく読み始めたわりには面白く読めた。

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