潜在する霊能力を、自信の無さから発揮できず明と夜行をナイト役にするヘタレ女子高生ゆらら。
じきに守護霊が強引に出てきて能力を使えるようになるけれど、追い詰められてようやく自力で能力者になる。
その過程で多角関係あり。理由の分かりにくい唐突な展開あり。何を本作品に描きたかったのか、焦点がブレて見えにくい。例えば恋愛重視で霊の話題を控えたら読み易いだろうに…と思います。逆パターンでも良いですが。
素のゆららは自分が傷つくことから逃げ、他人の思いやりに気付くのも遅い。嫌われてるのに頼る相手がいないからと、元ライバルを勝手に友達として甘える。どんだけヤな女子かと思うけど、設定の面白さと美形キャラの多さ、一応完読できる完成度はあったから☀3にしました。
ただ、やはり各話の短さ=コスパの悪さは否めませんね。本音は☀2弱です。