吸血鬼もの?表紙に惹かれて読みました。ストーリーは違いますが、キャラクターは珠森ベティ先生の『花秘める君のメテオール』にかなりの影響を受けているようです。特に吸血鬼キャラは花メテのラビそのままです(さすがにここまで同じだと問題になりそうなので、なんらかの許可は得ていると思いますが…)。
ストーリーは、主人公がいじめられてる描写から始まり、強い吸血鬼から溺愛される(?)みたいな、『鬼の花嫁』みたいなお話です。わかりやすく、期待できそうな展開です。漫画としての完成度はキャラの心理描写が巧みな花メテの方に軍配があがりますが、この作品も画力は珠森先生に追いつこうと必死に努力しているのが伝わりますし、十分に魅力のある絵だと思います。ストーリー、画力ともにバランスが良く、これからが楽しみです。