ネタバレ・感想あり相愛のエラーのレビュー

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変人研究者×フェロモン過多のα嫌いなΩ
ネタバレ
2025年8月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ オタク気質の変人研究者・都田(α)×常にフェロモンが分泌される異常体質の武藤(Ω)。常時フェロモンがだだ漏れでαに絡まれやすい武藤は、街で国の研究機関で働く都田に声をかけられて研究に協力することに。綺麗事を並べる都田にイラついてわざとフェロモンを増幅させて理性を崩壊させようとするが、反応しながらも武藤のフェロモンを絶賛する都田に調子を狂わされてしまう。欠陥品扱いされてきた二人が相愛のエラーに行き着くまで。めちゃくちゃよかった…!フェロモン過多を害虫駆除の研究に活かすというアプローチが斬新。厄介な体質と苦い過去から、一人で生きていく為に強くなった武藤が漢気があっていい男なだけに、理不尽な現実が腹立たしい。変人だけど偏見のない都田も優秀で疎まれる要素なんてなさそうなのに、親の意向に添わなかっただけで愛されなかった遣る瀬なさ。無邪気な当て馬が結果的に都田を後押しして、熱い告白と感動的なエンディング、本当によかった!求愛のエラーからの相愛のエラー。いつまでも向かい合って幸せな食卓を囲んで欲しい。
愛の言語化
2025年7月27日
微量にフェロモンが漏れ続けるΩ凪と、フェロモンを害虫防除に活かしたい研究者α都田のお話。
オメガバースにおけるフェロモンは性欲に直結しがちです。
そこに愛は本当にあるのか?となることも多い。苦笑
しかしながら、本作では「幸せを呼び起こすもの」として描かれています。
凪から溢れる幸せを言語化し、マシンガンのように浴びせてくる都田に敬意を表したい。笑
好きだとか愛してるなんて目じゃない愛の言語化。
頭が良すぎて何言ってるかわからない!系理系男子がお好きな方にお勧めします。
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作家名: 里西立樺
ジャンル: BLマンガ
出版社: 海王社
雑誌: &.Emo / &.Emo comics