ネタバレ・感想あり纏う香りは木犀花、綴るは砂糖菓子のレビュー

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独特の甘い雰囲気が素敵
2025年7月10日
時代物、書生と小説家、年の差、下剋上、浪漫だわ〜!書面から(画面から)金木犀の香りが漂ってきそうな雰囲気。冷えきった心が優しさで溶かされていく、それが何か特別な気持ちに変わっていく感じが伝ってきました。小さい子が瞬く間に大きくなるの好き〜〜その大きくなる過程も見たいけど(2話以降で見れるのかな?)1話からなかなかえちちな展開で、え?この子がこの子!?でこんなことに、おい!!どこでどうなってこうなった!って感じで興奮しました。独特な世界観を紡げる作家さんで応援しています。誰の真似もせずに自分の絵と世界観で勝負している感じが好き、絵がまた上手くなっていて(前の絵も好き)受けのお兄さんのなんとも言えない色気がよかった。これは好きになっちゃうって自然に思えた。ここからどうなるのか、二人がどんな表情を見せてくるのか楽しみですな。
浪漫の香り!
2025年7月10日
文明開化の頃のお話でしょうか。和装と洋装のミックス、汽車、書生という存在、端々に浪漫を感じました。
両親からの愛情を感じられず、家を出て小説家の元で書生として過ごすことを許された主人公。
穏やかな日常コマと主人公の秘めたる熱情があふれ出した瞬間、静と動がドラマチックに描かれていて体温がぐわっと上がりました!
小説家の気持ちが気になるので次話も追いかけます。
触れたいのは貴方です
ネタバレ
2025年7月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 八田野先生の新作です!
いつもは紙派なので、電子はどうしても読みたいもの、電子でしか読めないものしか買わないのですが、息をするように買っていましたね…
先生のやわらかくしなやかな線で描かれる小説家と書生のおはなし。
夜慧さんの花のような美しさに心奪われる書生高槻、出会った日の二人の丁寧な言葉のやり取りに、これから始まる物語に期待が高まります。
不遇の子供時代を過ごした高槻にとっては、自分を受け入れてくれた夜慧さんとの出会いは奇跡のようなもので、恋に落ちるのは必然だったのかなと思います。
そして時は経って4年後、19歳の高槻は、触れてもよいと言われたその言葉通りに夜慧さんに…
和服の二人の絡みのシーンがとってもエロティックです。裾から忍び込む高槻の手がもう…キャー!
と思ったところで終わりでした(泣)続きも全力でお待ちしております!
甘い背徳感
ネタバレ
2025年7月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ はるちか先生の新作、待っていました!
大正浪漫的なお話に今後も期待大です。
先生の紡ぐふんわりと甘い絵柄と、ひと匙の甘美、背徳感を味わえるお話が好きでして、本作も1話目から存分に味わえます。
美しく楚々とした夜慧様(敢えて様呼びしたくなる風貌)、そんな見た目なのに官能的な小説をお描きになるのかしら・・?そりゃ15歳、ノックアウトされますよね(ニコニコ)
高槻くんも黒髪で、きゃんわいい!と思っていたらあれよあれよという間に美丈夫に…!
大人になるまで待たされ焦らされた高槻くんよ今後の活躍(意味深)も、実家で不遇な扱いを受けたこころがどう変化したか、も気になります。
ただ、1話の展開が早く、あ〜もう少しモダジレや高槻くんの苦悩を堪能したかった!という気持ちがあります。
続きが楽しみです。
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