アラサー3人の女性たち、それぞれのお話。はた目には充実しているようにみえて、自由に見えて、実はみんな辛さもあるんだよ、隣の赤い芝生は気のせいかもしれないよってお話。3人の中で自分にいちばん近いのは独身のこのみのお話。こちとら年代違いですが。絵柄は自分の好みからは外れていますが、読んでいると鋭いナイフがグッサリ刺さる。そうなんだよ、誰でもいいならそこら辺でホームレス拾ってきますよ。誰でも良くないからみんなこんなに選り好みして自己分析して悩んで色々努力して面白いんだよ。住んでるとこが近所なら無条件にマッチングが成立するとか思うなよ(笑)
瓶詰めとか友人のお付き合い断捨離の話とか、自分にとっては意識していたことも無意識だったことも淡々としたモノローグで語られていて読みやすくストンと腑に落ちてしまう感じ。自分に近い女性のタイプの主人公のお話から読むのも、あえて違うタイプのお話を読んで立場の違う人の生活を覗いてみるのも面白いと思います。