シンプルなタイトルと男娼の館というワードに惹かれてページを繰りました。
せっかくの興味をそそる設定が活かされてないのがもったいないと思います。島の歴史やミステリアスなエピソードがなく、ただ実在の島を彷彿させるだけというのは惜しい。いかがわしい接待ならともかく、こんな何もない不便な島に、出張で訪れますかね。どんな出張やねん?何より御曹司がアンジに嵌る経緯が、体とトウモロコシ(冗談)くらいなので説得力に欠けます。アンジの内面的な魅力がもう少し描けてればよかった。どちらかというと男娼の館のマダムやテツの方が気になる^^テツとアンジとのかかわりのエピソードも足りないので、テツの存在がアンジにとってどうだったかもっと知りたかった。そのせいでテツの死の切なさも足りない。話を長くしてでも背景をもう少し丁寧に描けば深みが出るのでは?召使という言い方も?だし、その制服も?メイドカフェじゃあるまいし?なんかいろいろ残念すぎますが、レビューがない段階で最初の評価を低くするのは心苦しいので4くらいにしておきます、、、、