5つのシチュエーションで送る、イケメンキャラとコメディのようなストーリー展開です。時々話が見えなくなる時がありますが勢いはバツグンでした。面白かったけど、エネルギッシュすぎて真剣に読むと疲れマス…。
学校の先生をしている規(タダシ)は通勤電車で痴漢にあって悩んでいる事を、心配してくれている隣りの住人・泰邦に相談出来ず…(1・2話)。 キャラはカッコイイのにコメディタッチでクルクル展開、一気に終わっちゃいます。知識豊富そうで行動派(?)な生徒の泉が玄人っぽくてスゴイ。 色んな男から毎日告られてウンザリしていた先輩が、親友の部屋を我が物顔に出入りする1年生と親友の関係を妄想するうちにムラムラと…(3話)。展開速すぎて訳わかんなくなってるとこもありますが、あらぬ勘違いと欲望剥き出しな妄想に勢いあって笑っちゃいましたw 表題作は見どころの通り→危なっかしいと言っては弥月に干渉してくるノンケの親友・健吾を好きな弥月は、一緒にいることが辛く限界を感じていた矢先…(4・5話)。先が読めちゃう代わりに、どうラストまで持ってく気かな~、と思いながら、ギャグみたいなシーンにも笑わせられて、軽いノリで読めばいいかな、と。 母親とは死に別れ・父親蒸発の複雑な事情を持つ高校生の巡(メグル)と、ガキンチョ甥姪と暮らす蓮次郎の、ドタバタハッピーなストーリー(6~9話前半まで)。チビどもが良い味出してます。この人達と関わる事で、巡の性格が変わってくる所も見どころだと思います。終いにはエッチまで。 部活(男子フィギュア部!って珍しい)の友達・慎も後半から絡んできて、面白い展開に。この先続いて欲しいと思いました。ラストのオマケマンガでガキンチョの親が登場しますが、濃ゆ~いキャラで面白かったです。9話の後半で別ストーリーですが、イキナリでわかりづらく、2回読み返しました。もしかしてコレは番外編か何かで、コレにつながるストーリーが別にあるのかな?て感じですが、前後を想像しながら読めば何とか…。絵柄的に意外なのがラストオマケの2人のやり取りで、微笑ましかったです
私は1・2話の規×泰邦と、6話~の巡×蓮次郎のストーリーが好きです。