デッドリージェネシスから時系列も連載時期も直後にあたる本作品は
メサイア・トリロジーの第一部で
筋書はミュータントの新生児の少女ホープを、Xメンとマローダーズが奪い合い殺し合う展開で
アコライツやリーバーズやピュリファイアーズも登場
サイクロプスことスコット・サマーズは冷徹な指導者として、Xメン全員を駒とみなしてためらわず死地に送り出し実際に戦死者が続出する
手足が切断され食い千切られ死体まで喰われる凄絶な血みどろ描写が最後まで続く
ウルヴァリンことローガンはスコットの命令に粛々と従う戦闘機械に徹し
ケーブルは新生児ホープを連れてスコットの追手とビショップから逃げたり孤軍奮闘
ビショップやエグゼビアやガンビットやマルチプルマンやミスターシニスターやミスティークらの扱いには辛い所も多い
株を上げたのはケーブルとウォーパスとサージくらいか
ウォーパスやサージが戦闘ではこんなに頼れるとは知らなかった
大部分のキャラクターを見知っているので理解は出来る
絵描きがバラバラなので絵についていく方が難しかった
カバーアーティストのマーク・シルベストリが全編のアートを担当してくれよ 前巻の少ししか描いてくれてない
先日闘病の末に亡くなったピーター・デヴィッドがライターに参加しているので悲しい
この作品の続きのメサイア・トリロジー第二部メサイア・ウォーは電子書籍が無いから
未読の人は検索で補って第三部セカンド・カミングに挑もう