ネタバレ・感想ありうたかたの青に触れるのレビュー

(5.0) 2件
(5)
2件
(4)
0件
(3)
0件
(2)
0件
(1)
0件
★★★★★
ネタバレ
2025年10月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 品行方正な生徒会長、でも実は闇を抱える青くん。そんな青くんが奇行に走るのを心配する幼馴染みのヒロ。ヒロの前だけでおかしな行動や哲学的?というか独特な発言で、ヒロを考えさせます。ヒロくんの性格が明るくてちょっとやんちゃなところもあるから読んでいて苦しくはならない。でも、青くんのひねくれた考えも生い立ちが絡んでいて、こんがらがった青くんの気持ちを思うと胸が痛い。そんな、微妙なバランスの中での生活が続くなかて、キーポイントとなるアイテムセーラー服が出てきます。なんで、男子高校生からもらうのか、というか持っているのか…爛れてんのかどーなってんだと、色々考えちゃいましたが、それは置いといて…。それをお気に召した青くんが違う人格でも手に入れたようになって、えっちぃことも仕掛けてくる。ヒロは何をしても受け止めてくれるという安心感があるのか、他の感情なのか…。ヒロにも言えることで、青くんを心配しているのは幼馴染みだからだけなのか…。青くんが高校だけど大人びた発言でドキッとする。ヒロの本心を考えて不安になって、逆に突き放したところをヒロが男前に告白するのは、ヒロに乾杯、惚れるね。手慣れた感じのヒロにジェラってるところや小悪魔的な青くんはかわいい。生意気な発言はずっとあるけどwあと、この作品で1番印象的なのは、青くんの目かな。目の表現で青くんの心情が表現されていて、ゾッとするところやキュンとするところなどあり読んでいてひきこまれました。そして、セッは致していますが、そんなに接写はないです。でも、やり取りや表情、雰囲気がよくていいですなー。1巻で完結しているので、やや駆け足で話は進みますが、もたつかずダレることもなくてよかった。とても好きなストーリーだったし読んでよかったと感じる作品でした。修正は白抜き。
いいね
0件
作家さん初?のややえちシーンあります
ネタバレ
2025年10月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 推し作家様の新作!単行本まってた!

安定の絵の美しさですが、ちょっとテイスト変わった…かな?って感じです。
ストーリーは拗らせ努力家優等生と、よくいるクラスのちょいワル系人気者の幼なじみの話。
自分じゃない自分を経験したい受けの蒼生(あお)の、こじらせた感情がサイコパスみがあって、とても良かったです。
テーマ重めのストーリーがお得意な作家さんで、今回も例に漏れず重ためでした。
しかしそれをライトに素直に受け入れる攻めの お兄ちゃんらしさと、好きな子を前にした時の高校生な感じが物語の重さをフッとさせてくれて、最後までドキドキしながら読めました。

シーモアで提供されてる作品しか存じませんが、
ストーリー重視だから、えちシーンは今回もないのかなー?って思ってたらありましたー!!
驚いた!描くんかい!(喜
ただ、作品の良さを損なわない程度の軽い描写なので、えちえち過ぎるシーンは無いです。
ありがとうございます。心に効きます。

ストーリー重視な人向けですが、何度か読み込むとさらに愛着と作品への理解が深まるので、難しくて伝わらなくても1回読んだだけで諦めないで欲しい!
レビューをシェアしよう!
作家名: 安寧
ジャンル: BLマンガ
出版社: 一迅社