原ちえこ先生の少女漫画が大好きです。「フォスティーヌ」、「虹の伝説」などを愛読しました。
今回はロマンチックよりホラーとサスペンスなので少しちがうんですね。
三つのショートストーリーがそろっています。
「海に降る雪」
最初の話は洋風のゴシックロマンスでした。冷たいヒーローだったが、感動しました。少し不気味なお城などが大好きで、雰囲気はよかったです。
「あざみの逢歌」
この話の展開にかなりびっくりしました。
「花に棲む鬼」
若い女子と後見人の恋物語でした。現実の世界ではヒーローに「彼女は若すぎるだろう、触るな!!」など言いたいんですが、原先生のフィクションではやはり許します。
絵はもちろん、ストーリーもよかったです。
本当に読めてよかったです。