Xで「友達だった人」を読んで、淡々と進む話の中の現実と非現実の間のような不思議で切ない感じがたまらなくて単行本を読みたいと強く思いました。
どのお話もそれぞれ違う登場人物なのに、なんとも言えない切ない様な嬉しい様な寂しい様な不思議によく似た感情が心に灯ります。
時折漫画の中の空気が流れ込んでくる様な感じで香りを感じたり温度を感じたりただの漫画を読んでる感覚とは違って感じました。
どのお話もとても良かったです。上手く言い表せないけど物語のその先が描かれないところがとても良かったです。
よく見かけるキラキラした絵柄とは違うけど、丁寧に描き込まれた世界はとっても美しかったです。
なんとなく心が疲れてる人にぜひ読んで欲しい作品でした。
ぜひまたこの作者さんの本を読みたいです。