バレエ学習者である男性が描いているの?!
と思わせるリアリティがあります。
女性ダンサーの作画は腕も脚も適当ですが、いっそ潔くて嫌いではありません。
作中で明言されていないので憶測となりますが、発達障害から情緒障害を招き、中学校へ通えず父親の自営業を手伝っている14歳の少年が主人公です。
バレエを知らない以前に西洋の文化・歴史も知らない引きこもりの極東男子が驚異と言うより脅威的な成長を見せる。常識に照らすと「いやいや、それはない」と白々しく思うはずなのに、作者さんがうまく理由をこじつけ、かつテンポ良く話を進めてくれるため、素直に受け入れてしまいました。
普通に考えれば、主人公はその特性からクラシックのプロダンサーになるのは不可能、コンテンポラリーであれば可能性あり。というのが妥当としても、またうまく強引に説得してくれそうで期待しています。