このレビューはネタバレを含みます▼
6と7では偽りから生まれた出会いから、苦しみ、彼らなりに選んだ真実の愛の形をみました。一方こちらはまるで噛み合わない凸凹の2人。
欲望のまま生きるハチと、生かされている理由を求め続ける榮人が利害の一致によって行動を共にする。
一言で言うなら、勝手気ままな野良犬と報われない不憫な飼い主。ムードもぶち壊してくるし、ラブには程遠い始まりから嘘でも必要とされる喜びを知った榮人が次第に執着を向け始め、またハチも乾きを満たす様に喰らってきた内情が少しずつ見えてきた2話。ハチには僕が必要なはずと繰り返し囁く榮人と、半ば洗脳されてきているかの様に従順になるハチ。
また、幸せな宿主とパラサイトの姿がトリガーとなった様な核心に迫る描写もあって先が気になります。
そもそも宿主がいて成立するパラサイトにとって、イレギュラーづくしの2人がお互いの隙間を埋め合う様な存在になっていくのか、破滅の道を辿るのか先生の匙加減によってどう味付けされていくのか全く予想できません。6と7ではニュースの防カメ映像にバッチリ映ってたり、ずさんすぎて良く捕まらないなとか、ヘソ以外にも指紋もなかったり?と色々と思う所はあるんですが、身体の相性抜群なのが唯一の救いかも(笑)
ハチと名乗った訳やこれまでの伏線回収が楽しみでもあり怖くもあり、どういった結末になろうとも見守る覚悟です。
余談ですが、「蝶の眠る庭」が榮人の元宿主とのストーリーと知り、こちらのシリーズとリンクしてなくて読むまで別物だと思ってました。(今はシリーズ作品に纏まってます)時系列は蝶の眠る庭→さ迷う8、6と7が少し被っているので同系列?蝶とさ迷うは一緒に纏まって欲しいです。
注目の3巻!鏡に向かって愛を囁く瑛人。愛に飢えた自分を保つルーティーンなんだな…と。
また重要なターニングポイント、禄斗達との時間軸との交わり、まさかのターゲット??6と7の結末を知っているだけに、そこは安心して見ていられるけれど。瑛人とハチがどう立ち回るのかが益々気になります!!