学生のとき「会社に入ったら全員殺す!(=仕事で)」みたいに意気込んでいた自分を思い出しました。
実際社会に出てみると数ヵ月でそんな野望も崩れ去るんですけどね。
若気の至りって恥ずかしい。
女の社会進出が進んだとはいえ、まだまだ大変だし課題だらけだし、男女が平等に働ける時代が来るのは正直まだまだ先どころか、永遠に来ないんじゃ?と個人的には思います。
なんといっても体のつくりも脳のつくりも全然違いますから。
何もかも全然違うのに同じようにやれってムリですよね。
松方みたいな有能な女性でさえ犠牲にしているものがあるくらいなので。
それでもそんな大変な働く女性に希望を与えてくれる良い作品だと思います。
といっても、ただ「女って辛いのよ!」と女尊男卑的で単純な内容にならないように、女性だけでなく周りの男性をも主人公にした番外編(?)もちょこちょこ挟んでくれるので、いろんな職種・いろんな立場の働く人々の声も聞けてバランスが良い。
女も辛いけど男も当然辛いと思うので。