異世界転移ものの走りです。
今では百花繚乱の設定ですが、当時は少なかったので楽しく読んだ記憶があります。
主人公ののりこは何に秀でている訳でもない普通の高校生で、突然異世界に飛ばされ言葉も通じない所から始まり、それでも自分に出来る精一杯の事をして役に立っていこうとする姿が健気です。
主人公を助けるイザークは、超人なのに生い立ちのせいで精神的に脆い部分があり、そんな彼の救いになるのが力は無いけど心の強い主人公である、とというのがまた心惹かれます。
今般のテンプレの異世界ものとは違い、独自の世界観がとても良く作り込まれていて、実際に登場人物達が生きているように感じられます。
特にこの作品のひかわきょうこさんの作品にはスピリチュアルな世界観が根底に流れていて奥深いです。
アニメ化によって、ひかわきょうこさんの作品が再評価される事を期待しています。