子供のころ家にあったので、よく読んでいました。
初恋(と気付いていなかったけど)の人と高校で再開し、
「人を好きだと思う気持ち」に振り回されて
傷つき傷つけられながら、明るい方へ進んでいくラブストーリー。
宮川先生の作品の女の子は繊細な子が多く(と言ってもこの時代の作品しか読んだことないので最近のは分からないのですが)、今読むと「キスするくらいでそんなに震えたり、こんなすぐ涙こぼれたりする⁉」ってちょっと思ったり。笑
でも当時は、こんな可愛い女の子に憧れてたなぁって懐かしくなりました。
指先が触れたり、少し胸元が見えたり、そんなささいなことで
赤面するようなピュアな展開が、逆に新鮮でおもしろいです。
1巻の発売が1990年なので、もう30年も前の作品。
それでもこんなに眩しい気持ちにさせてくれるのって、すごいなぁって思います。