『竜の遺言』シリーズの続編です。もう続きは読めないものと思っていたので、復活してくれてうれしかったです!!完全に続きモノなので、前作を読んでからの購入をオススメします。
内容としては、1巻と2巻の途中までは前作の続き、天藍と浅葱がくっついた後のお話で、恋人としては順調だけど、王の伴侶としての覚悟を問うような展開になっています。2巻の後半は時間軸が少し戻って、前作の最終巻とEXの1巻の間、天藍と浅葱が2人で旅をしている時の物語です。3巻は黎青とエジルが主役の番外編という形です。それぞれ巻末には描き下ろしも入っていて、すごく満足度が高いです!
『竜の遺言』シリーズはBLとしても好きですが、異世界ファンタジーとして世界観がすごく確立されていて、種族の違いが恋愛に深く関わってきたり、王や王の伴侶、側近たちが統治者としてどう生きるか、どう選択するかというシリアスな展開もすごく楽しめます!
完結編が同人版で出ているので、ぜひシーモアさんでも読めるようになるといいなぁ。。。