🤪冒頭の見開き表紙絵にあるセリフはこう繋がるわけです。物語はもっともらしい理由をつけてすれ違ってしまった恋の復活劇ですが、このすれ違いの理由にツッコミどころ満載で残念です。彼らが関係を持った家は、ヒロインマリベルの家です。ヒーローレオニダスが要求した朝食の材料が冷蔵庫内や食品庫に無ければ 買い物に出かけたぐらいの事分かりそうなものでしょう。ボンボンだから分からなかったと 百歩譲ったとしても、帰宅を待たなかった理由と、探さなかった理由は何でしょうか?少なくとも契った相手が家に帰ってこない時点で 捨てられた確定とは 理解できません。この物語の問題点はそこのみで、あとは、とても良い展開の読み物でした。仲の良い従妹イモジェーンを間においてマリベルとレオニダスの絆の構築具合も分かりやすく読みやすいものとなっていました。が、意地悪な従妹家族の陳腐さには笑ってしまいました。