ネタバレ・感想あり薔薇と狼(2)のレビュー

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ドキドキ、、、
2019年2月11日
勇敢で心優しく機知に富んだヒーロー顔負けのヒロイン大活躍。
悪いやつの悪事が裁かれ、ヒーロー&ヒロインに平和と幸せが訪れた。
めでたしめでたし。っって、もっとドキドキが欲しいー。
ロマンス部分があっさりとした印象に。
話は素敵で良かった。
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公爵夫人
2018年12月30日
強いところが沢山あるが、彼が王命で連れ出す前、ヒロインは本当に酷すぎる目に遭っていた。まさに彼は窮地から救い出した騎士であるが、戦わなければならないというのも騎士の本分。命を晒して武器を持って立ち向かう。このストーリー、守られてばかりでなくて逞しいところがあるヒロインなのが素晴らしい。
何度も彼を救おうと動く。守るために、彼女も自分の手で。よく頑張っているなぁと行動力に、話の中の、フィリップの、「ただ者じゃないと思っていた」な台詞と符合して少し爽快感を味わえる。

ロマンス成分は、それこそ薔薇の香りのように。あるにはあるが、余り物理的描写ではない。

城の女主人としての実力は暴力男の館で証明済み。居城・領民の管理運営能力は素晴らしい。王の妹として、公爵と結婚というのはふさわしい縁組。
王に最も近しい存在として最高位の叙爵のウルフ、多数の敵を相手に勇敢に戦う功労により王の信任厚い。愛している者同士の結婚。いろいろと揃っているのに、敵方勢力は潜伏中で、安心出来る状況に程遠い。

二人の気持ちが互いに相手に伝わり合うこの2巻目は双方をそれぞれ苦しめた存在に対し決着がつく。

64頁ひとコマ目のヒロイン、相手役の存在感に対峙してない感じがする。

HQは原作から相当削ぎ落とすダウンサイジングが大変かとは思うが、それにしても、人物の登場数や二人それぞれの未決着の敵と、横恋慕嬢の非道ぶりなど、たった二冊ではどうみても厳しかったようだ。
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