【まだ立読み中】あまりにも有名な原作は、1973年に刊行されたSF小説。昭和48年と聞くと、大ヒットは急激な高度成長への警鐘としても受け止められたのかも、なんて。なんでも400字詰め原稿用紙にして1300枚の大作だとか。ってことは、まだまだ続く(笑)。
さいとう・たかをセンセの絵だけに、より緊迫感が。4巻の国連会議の場面でタンザニアやヨルダンのごもっともなご意見は、立場変われば、だなぁと耳が痛い。あちらは内乱でこちらは自然災害という大きな違いはあれど、当時の、技術があって勤勉な日本人でさえ、どうぞどうぞと言ってくれる国なんて皆無なのだ。国が無くなるってこーいうこと。それでは、今、私たちができる対策は?世界中から外国人が押し寄せて来ているというのに?未来が無さすぎて、思考停止に…こわっ!