MISCOUNTの続編で、高橋のスキスキぶりは変わらないのに、三井の兄・景吾が日本に戻って来たせいで、カタい三井は益々同性愛に悩み始め…。高橋のことが好きなのに、世間の常識にとらわれてだんだん身動きが取れなくなって行く三井に、イライラさせられる~! もうこんな関係なんだから、四の五の言わずにドーンと飛び込んじゃえば良いのに、と思いながら読んでました。景吾はアメリカから連れて来た婚約者の弟と、(スッタモンダの末)ラブラブになっちゃうし、でも高橋と三井の邪魔はやめないし、えっ!三井は会社を辞めちゃうし? 色々事件の多いストーリーでしたが、読者がこれだけ振り回されているのは、思うツボ? で、ちゃんとハッピーエンドになるんだから、ぬ~、まるで祐也センセイの手のひらで踊らされてるような…、さすが。結局、面白いってことです。