15年程前の短編集です。この作者さんの作品の大ファンです。読んでいて 自分の十代に戻っていきました。作品三つは十代の恋を描いていますが 切なかったり 心がジンと締め付けられるようなのもあります。大人が忘れた 鋭い刃物のような感受性溢れる心の持ち主である10代ゆえの恋は なかなか タフです、うまくいきません。でも イマドキの作品にはない間の取り方が絶妙で 心情を上手く表現していると思います。みんな 良い恋しろよって応援したくなりました。最後の作品の主人公は頑張っている最中の22歳。こちらも応援したくなりました！
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