ネタバレ・感想ありふたりめの神話のレビュー

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何度も読みました
ネタバレ
2022年2月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 登場人物の性格や気持ちの変化が丁寧な描写で描かれています。主人公からは、妹思いの優しさや、秘密を守る代わりに様々なことを要求してくる敵に対して冷静に対応する賢さが伝わってきます。引き込まれて何度も読んでしましました。
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昭和の漫画家は知的だ
2020年5月1日
登場人物の名前からして舞台はドイツ辺りでしょうか。そして不良はアラブ系、と曽祢先生はヨーロッパの情勢をよくご存知でいらっしゃる。他の作品もそうだけど、ヨーロッパなりアメリカなり外国の文化を細かく反映しながら描いていて、外国のドラマか小説を元にしているのかと思わせる。ご自分だけの構想で作られているとしたらとても物知りか勉強家だと思う。
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一人っ子政策の行方は?
ネタバレ
2023年6月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 第二子禁止法の罰則は抹殺!しかしルディーは両親とリーネの四人家族。違法だと知りながら妹のリーネを隠す生活を続けるルディーたち。今の少子化時代とは逆の話でもあり、環境破壊や食糧難等は現在にも通じる話かも。
ルディー宅の隣に引っ越してきた意味深な美少女オデット。秘密を探るためルディーを詮索し始め……。腹黒なオデットに絶対服従を強いられるルディー。
そんなオデットが狙うのは学費免除の貧しい特待生で一匹狼のアスラン!オデットの命令でアスランを探るルディーですが、さらにオデットに言い寄る教師殺害まで命じられ……。
やりたい放題のオデット凄いなと思ったら?犯人は誰か。リーネのことがばれてしまうのか。さらにオデット父とトラブルになったり、お薬ネタ等々、掲載誌「なかよし」なのに中々殺伐とした展開。
アスランがどう関わってくるのかと思ったら、実はアスランにも大きな秘密あり。結構バッドエンドに近い終わりでした。法律改正を祈るしかない?
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作家名: 曽祢まさこ
出版社: 講談社
雑誌: なかよし