作者の方がサブローと一緒にタイムスリップしてしまってないとお描きにはなれない漫画なんじゃないの?、と思うくらい出てくる歴史上の人物たちが生き生き描かれていて読んでてワクワクします。合間に差し込まれる夜空・木々・山の中の様子を描いたコマが、日本の自然風景が持つ空気感みたいなものを感じさせてくれて好きです。
途中で読むのが止まっていたのですが、また読み始めたところ、、すんごい面白くて。読んでると気付いたら笑顔になってる。
出てくる人物みんな素敵なんだけど、、やっぱり自分は秀吉とサブローに大変魅力を感じる。
秀吉の目つきからはただならぬものが滲みでているし、重い決意をもっているはずのサブローが自身の軽やかなキャラクターを失わずに老成していっているように見えるのが爽快。
終わってほしいような、終わってほしくないような、そんな気持ちになります。