終盤はもう涙腺崩壊の連続。確かに、特に女性にとっては「相手が男性なのか女性なのか」はすごく大事な問題だけど。男と女では考え方がまるで違うし、男性には触れられたくない、男性は怖い――と思う女性は少なくない。でも、ハルヒさんみたいに「男性でも女性でもない性別」を自認する人も少なからずいる。理解しなくてはいけませんね。あと「彼女」がすごく良かった。辛い人生を送ってきたけれども、だからこそ「強くそして何よりも人に優しく」生きてきた女性でした。彼女の生き様には本当に泣いた。彼女の言葉には私も勇気づけられました。この本を買って良かったと思いました。世のすべての女性に、男性にだって読んでほしい名作です。文句なしにオススメします。
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