ネタバレ・感想あり君がくれた太陽のレビュー

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作者の
2022年8月20日
「空と海のあいだ」を読んでとても良かったので、他の作品一覧で本作に興味を持って読んでみることに。
同じ作者の作品とは感じないくらい、絵は別の人の作品みたいだけど、共通しているのは人の想いの普遍的であることや尊さを丁寧に描いているところ。
戦争が背景にあるからもちろん綺麗事ばかりでは済まないけど、芙美子を中心に人物描写がとても魅力的で、どうか少しでも救いのあるラストを祈ってしまいたくなる、そんな登場人物たちに惹きつけられる。
今作は広島が舞台なので待ち受ける先に原爆があることは読む前からわかっていても、決して悲惨なだけではないし目を背けたくなる絵はないから、余計に芙美子たち家族の絆に感動させられた。
戦争が進むにつれて暗くなる世相の中でも、常に家族の愛情の深さや明るさがある。
こういう作品を通して、二度と戦争はしてはいけないと改めて感じると共に、家族や大切な人達との何気ない日常を丁寧に生きなきゃと思わされた。
繰り返し読んでます
ネタバレ
2021年8月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 8月になると毎年読み返してます。
何度読んでも胸が苦しくなります。
こんな風に一瞬で多くの人が日常を失い大切な人を失い夢を失ったんですね。
親として子供を助けられず置いていかないと行けない気持ちは想像を絶するし、「切りそろえた髪がかわいらし」という言葉がずっと私の頭から離れず、我が子を一段と愛せます。
朝ちゃんにも助かって欲しかったけど、せめてえっちゃんが孤児にならずいいおじさんの元で幸せになれて良かったと思いました。
泣いた
2021年2月26日
この方の作品で戦争のものをよく読みます。戦争を体験した訳ではありませんがどれも胸が締めつけられます。それと純愛。お互いを思う気持ちにこれまた胸を締めつけられます。読み終わると主人を大事にしようと毎回思います。
泣きました
2021年2月23日
母になって初めて原爆の話を読みました。
以前と受け止めかたが大きく変わりました。
色んな人に読んで貰いたい作品です。
原爆の被害を受けたリアルな広島
2020年8月10日
数年前の夏、原爆のことが知りたいと購入しました。以来、毎年この時期になると読み返します。原爆で亡くなったのは何十万人。数字だと簡単ですが、その一人一人は大切な命だったんだと痛感します。やっと幸せになれた矢先の原爆、この世には神も仏もないのかと思います。世界中の人に読んでもらいたいです。
広島の原爆記念日に。
2020年8月9日
以前、前半を無料連載で読み、寛治さんと芙美子さんの愛と美しい絵に感激していました。
真夏の原爆記念日に、ふと思い出し後半を購入。
激泣きしました。
思い合う夫婦、思いやる家族。でも戦争は無差別です。
沢山の人の犠牲の上に、沢山の人の努力の上に積み重ねて今があるのだと。
広島を訪れたことがあれば、街を思い出し、広島の方ならもっと身近に感じられるお話だと思います。良作でした。
泣。
2019年8月27日
読むのがつらくなりました。でも ほんとの戦争は もっと もっと酷くて 辛いものだったんだと思いました。心が何度も張り裂けそうになりました。たったの2巻だけど読み応えあって 心に突き刺さりました。
こんな風に愛し、愛されたい
ネタバレ
2018年8月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 戦争モノです❗️戦地自体は出てきませんが、原爆投下前の広島で普通に過ごす人々の話し。こんなに愛し愛される夫婦とその家族‥ 悲しい時代だけど幸せなそして、命の尊さを感じました
こんなに美しいヒロシマの漫画を読んだのは
ネタバレ
2017年12月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 原爆を題材にした漫画は、暗くて悲しく、戦争の悲惨さを伝えるべくして描かれているものばかりの中、この作品は違いました。
絵もとても綺麗でグロテスクな描写も避けられていて、原爆投下前のまだ美しかった広島の街並みや被爆しても強く生きていく主人公の様子からは、ヒロシマはただの悲劇ではなくそこには確かに今自分が送っている平凡でも幸せな日常があったことを今一度気付かせてもらいました。
当時の母親もこんな風に子どもを愛していたのだろう、どんな気持ちで愛する家族を亡くしただろう、どんな気持ちでわが子を残して亡くなっていっただろうと、自然と感情移入して泣いていました。読んだあとは暗い気持ちになりません。
不思議ですが、悲しいけれど心洗われる作品です。フィクションだからこそ描ける物語だと思いますが、こんなに美しいヒロシマの漫画を読んだのは初めてです。
もっと世に知られていい作品だと心から思います。
名作です
2017年12月10日
物語はフィクションだけど、こんな思いで生きている人たちが必ずいて、そんな人たちが犠牲になるのが戦争なのだと、当時の広島にも、現在の世界のどこかにも思いを馳せることができる作品。ぜひ読んでほしいです。
広島
2017年8月29日
ストーリーは広島の話だが戦前のデパートや商店街や原爆ドームなどが描かれ、その様な市民のささやかな幸せまでも奪われる戦争の異常さや戦争をするための思想統制の馬鹿さが描かれているのが悲し過ぎます。
考えさせられる…。
2017年8月21日
1巻は無料で試しに読んだところ、とても感銘を受けたので、2巻目は購入しました。
戦争時の事が詳しく描写されていて、長崎や広島の原爆などの恐ろしさを考えさせられました。
戦争時の辛くて、苦しい状況でも家族愛を感じる作品だと思われます。
作画も綺麗で読みやすかったです。
壊れないものがここに
2017年8月19日
こんな名作に出会えたことに感謝です。
涙が溢れてとまりませんでした。心が揺さぶられます。
是非とも後世に読んでいただきたい作品です。
泣ける!
2017年8月17日
話のテンポもよくて読みやすいです。なにより泣けます!この作者の漫画は感動するものが多いので泣きたいときにはもってこいです。
感動しました。
2017年8月17日
戦争を取り扱う漫画は、結構字数が多かったり時代描写が多すぎたりすることがありますが、この作品は時代背景も分かりやすく、それぞれの人の感情描写も分かりやすく、読みやすかった。しかも、単なる恋愛ものではなく、家族愛や子供たちへの愛が描かれていて、素敵でした。
たくさん、泣きました。
また、何度も繰り返し読んでみたい作品です。
是非読んで欲しい作品
ネタバレ
2017年8月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何度読んでも涙なしには読めないです。出会えてよかった作品でした。寛ニさんが足が不自由にも関わらず作った立派な防空壕が、家族を守る大きな愛情を象徴するようでした。芙美子さんの、家族を照らす太陽のような愛情にも感動しました。辛い戦争と、それでも負けずに生きていく人々の愛情を描いた感動作です。ストーリーに引き込まれました。オススメです。
作者買い
2016年12月3日
作者買いでしたが、すごく感動するお話でした。戦争のお話は重い題材だと思いますが、すごく入り込んで読んでしまいました。
戦争当時の一つの家族
2016年1月12日
史実を交えたフィクションであることを前提に呼んでも、当時の人々の思いや暮らしがすごく伝わる作品。ほんの些細な日常が幸せだと気付かせてくれる内容にしんみりもしますが、心にじんわりと感動をくれる内容です。
感動
ネタバレ
2015年8月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 美しい絵にのせての、戦争中のお話です。戦時中のお話としては綺麗すぎな感じもしますが、本当に家族の愛に感動しました。でもできれば長女さんもしあわせになって欲しかったな…。あんなに健気で可愛らしい娘さんが亡くなってしまうなんて、悲しすぎました。
号泣した、、!
2015年6月17日
すごくあたたかみがあっていい家族のあり方だなと思いました。2巻完結だけど読み応えがかなりあります。たくさん泣きながら読みました(笑)昔の時代を舞台にしている作品が多いので他の作品も全部読みたいと思います!
幸せの価値観
2012年7月9日
登場人物の感情表現も、絵も美しく本当に素敵お話でした。

戦争時代のお話ではありますが、ひとりの女性の恋愛と結婚、家族の在り方が23話の中に上手く表現されています。

相手に対する思いやりの気持ちが、どの登場人物からも溢れており、読んだ後に心の中が暖かくなれます。私も誰かの記憶に残る様な、素敵な女性になりたいと思いました。
特にお子さんがいらっしゃる方にぜひ読んで戴きたいです。子育ての参考になります。

最初は戦争時代の話なので、パック買いをしませんでしたが、ぜひパックで購入されることをオススメします。
恋愛中心の戦争物語
2017年8月23日
戦争のお話ですが恋愛や日常生活を中心にかかれているので読みやすく、はいりこみやすくなっています。絵も綺麗なので心に負担なく読み進められました。
戦争について考えさせられるお話
ネタバレ
2017年8月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 広島原爆のお話です。福屋デパートに勤める主人公が、八百屋の主人と出会い、結婚し子供を生み、幸せな生活を送ってる最中に被爆します。
それまでの平和な生活が一変し家族や友人を失う現実、被爆者として生きていくことの辛さなどが描かれていて、戦争について考えさせられました。
少女漫画として読みやすくなっていて、オススメです。
涙が
ネタバレ
2017年8月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先にレビューを読んでどう考えても悲しい結末になるけど、最後まで一気読みしました。カレンダーは原爆投下までのカウントだったんですね…朝子の最後がとてもとても残念でならなかったです。また命がけで生命を繋いできたからこそ 自分の今がある事を改めて強く感じました。この現実を風化させてはならないですね
一途な想いを届けたい。😢
2017年8月15日
広島の平和な時代に育んできた街並みが戦争で不安な日々に変わって、人びとの心に大事なものが強くなっていた。
何気無い日常生活が戦争以来言葉が心を傷つけ精神的も追い詰めて、辛い毎日になっています。
原爆が落とされるまでの日常会話、二度と戦争にしてはいけない事が描かれた作品です。😩
心に響きます
2017年2月8日
ストーリー展開が上手くヒロインか魅力的で先が凄く気になりましたが、悲しい展開が待っていそうで続きを読もうか迷っています。元気なときに読もうと思います。
全く別の国のよう…
2016年5月6日
想像さえ難しいほど変わってしまいましたが、同じ日本で起きた出来事。8月6日の描写が凄い。しかし、戦争ものにありがちだが、主人公家族以外が糞すぎる。大半は、今と同じ善良で親切でくそ真面目な人の方が多かったはずでは…と思います。
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作家名: 松尾しより
出版社: 双葉社
雑誌: JOUR