コロンブスが卵を立てた時、その場に居た人はこう思ったと思います。
「ちょっとwwアンタそれwwwアリなのかよ!?」
見る人によっては、この作品を見た際にそんな感想を抱くでしょう。
漫画家さんが自分(漫画家)の漫画を描く・・・
そういった作品もチラホラ見かけるようになった昨今ですが、この作品の恐ろしい所は「エッセイ」ではなく「フィクション」だという点です。
「ここまで暴露しちゃっていいの?」
『暴露も何も、フィクションですよ?』
「この作者(作品)っぽい人に、失礼じゃない?」
『いや、漫画の中のキャラクター(作品)ですよ?』
そんなノリが許されるのは、あだち充先生や高橋留美子先生を始め、作家や業界人に広い交友関係を持っていると思われる、作者だからこそなのでしょう。
漫画好きの人なら必見、読んだら漫画が一層面白く読めるようになるか、
今までのようには読めなくなるかの問題作です。
特に富士鷹・・・もとい、藤田和日郎先生が好きな人は是非読んで欲しいです。