保健医・愛哉とドバイの石油王の子息・鶴賀の恋は、「保健室で好きにして」よりも萌えあがってます 離れて気付く、恋人の存在の大きさに寂しさを隠し切れない愛哉先生。でも、鶴賀の側近・東雲(しののめ)のおかげで、また愛哉先生と一緒に日本で暮らせて…。前作では、鶴賀の兄ナウファルと東雲がナニか有りアリ?みたいな感じでぼかされてましたが、今回はその二人の過去から現在までのストーリーが、メインみたいな扱いで、しかも苦しく切なく結ばれない恋に、心が痛くなりました。鶴賀に対して東雲の、
「いつか本当の恋をした時、どんな障害があっても、自分のすべてをかけて、お守りします」「清継様(鶴賀)の幸せは、ナウファル様の幸せだと思って、尽くしていきます」という言葉が、ジ~ンときて印象的でした。あぁだから、前作での鶴賀に対する忠義ぶりが半端で無かったんだ、とわりました。 二作とも、純粋に人を愛すること・気持ちの大切さが、良く描かれていて素敵です。どちらもオススメです