ネタバレ・感想あり岡崎京子未刊作品集 森のレビュー

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私の中の90年代が終わった
2023年10月14日
この作品を読んだら知っている限りすべての作品をコンプリートしたことになるので、何年も寝かせて気合い入れて読んだ。
岡﨑京子の描く恋愛や女のサガみたいなものも興味深いが、漫画としての手法や特に短編における落語のような話の落とし方、絵本とのミックスのように進化した作風、時事問題と過激な性描写が同居しているという絶対この人にしか描けない謎な人情味のある作品にかつて惹かれた。
表題作の続きを読めないのは本当に残念だが、一話でお腹いっぱいかも。
表題作のみの評価です
2012年6月15日
森は、詩的で、哲学的で、すごくよかったです。ただ、伏線までで終わりとなってますので、覚悟のうえ購入してください。

未完ではありますが、作者様の表現方法には才能を感じないではいられない!
沢山の作品をよんでみたいと思いました。…少しでも早く体のほうが良くなるといいですね。

他は初期作品でしょうか?かわいいかんじのストーリーが多く、伏線もないまま、ただ描きたいことだけかきつらね、ぶつりと終わってしまった作品もありました。

ヘルタースケルターをよんだあとなので、決して悪いわけではなく、むしろいいのですが、物足りない感じがしました。

でも粗削りですが、皮肉たっぷりで、心に引っ掛かります。作者さんファンや遍歴をしるにはいいとおもいますが、インパクトがうすくなってしまったため、★2.5です。
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作家名: 岡崎京子
ジャンル: 女性マンガ 恋愛
出版社: 祥伝社