川原きょうだいのお話。最初は次女の夏、とんでもない振られ方をした一条にくらいついていく話。次は長男の晴で幼なじみとの恋。晴ではなく彼女目線の話です。次は長女の鈴、目が覚めたらホテルで男と一緒。しかも未成年、しかも妹の友達で…。短篇を挟んでまた長女の鈴、道昭の元カノ登場。最後に次男の陸。好きな女の子を、彼女の友達と取り合う話。
どれもノリが良くて読みやすかったです。特に一条にハマりました。こういう小学生みたいな男子っているよなーと思います。ただ普通は周りを気にして少しはカッコつけるもんなんですがね(笑)夏以降の話も面白いことは面白いんですが、回を追う毎に一条が普通の男の子に見えてしまうのが残念。あときょうだいの設定って必要?と思ったので-1。