♦タイムスリップしての愛の成就にトキメキは止まらないのだけれど、色々と落ち度が目に付いてチョット楽しめないのが本音。ヒロインシエンナが過去へ誘われるところは納得できても、戻るところからはその理屈に都合よさしか感じなくて興醒めした。そこになぜヒーロージェシーだけが対象外なのか(取り残されたか)など「扉」(伝説)の条件についての何かしらの神秘性を愛情の有無、絆の有無についてを絡めてくれるとトキメキが溢れると印象を受けた。株の件もワクワクとした期待感があってよいが、所有者を限定しているものなので、彼の身元を証明できない時点で利益を享受できない現実をしっているからこそ、逆に残念な気持ちになってしまう。