このレビューはネタバレを含みます▼
ニコラスに君が悪女だと聞かされてたんだ!って、それは分かったけど、それはそれとしてヒーローの性格があまりにも邪悪過ぎて終始ドン引きです。ニコラスは昔から金遣いが荒くて決して善良ではない男だったんでしょ?そんな男の言葉をずっと信じ続けて、カーラのことよく知らない頃ならともかく何日も一緒に過ごして、嵐の日の事故のときだってちゃんと話してるし、再会後だってずっと見張ってたのに?それでも飽きることなくせっせと侮辱しに来ては「髪をかきあげただけなのにキスでもされると思ったのか、アハハハハ!!」って…。こんなやつ、とてもヒーローの器じゃないですよ。攻撃的すぎるし侮辱するときの顔が余りにも輝いてて怖いよ。ちょっと雨の日に子供たちを拭いてるカーラを見たら急に「僕の誤解だった!君のこと知りたい!」コロッ!と態度変えてきてるのも怖い。なんなの?本人との関係を詰めるよりも覗き見と風評でしか判断できないタイプなの?それでプロポーズまでできるのも怖い。先に恋人になろうとかじゃないんだ。ただの所有物化じゃん。ごめん、全てにおいて嫌いなタイプすぎて、カーラもアニーも、バスターもニコラスさえもちゃんと名前覚えられたけど、ヒーローの名前最後まで覚えられなかったです笑。あとがきの結婚式も普段なら嬉しいけど、このヒーローの笑顔見ても…ねぇ。