ネタバレ・感想あり指先のレビュー

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【販売終了のお知らせ】

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「俺のことも幸せにしてくれ」
ネタバレ
2022年5月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 昔から欲しいものは手に入らないと思って生きてきた郁。
風邪をひいて学校を休んでいた時に様子を見にきて、世話まで焼いてくれた委員長、千里の優しさに触れて惹かれていきます。

千里の不器用で伝わりにくい優しさと恋に臆病で与えられることに慣れていない郁。
千里からの「幸せになる努力をして俺を幸せにしてほしい」というシーンがとてもお気に入り。
俺が幸せにしてやるっていう展開のblももちろん好きなのですが、このシーンから千里の郁への強い想いが伝わって
郁の自己肯定感が低い考えが変わっていくところがこの作品の」魅力だと思います。
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古いけど名作
2022年4月21日
2003年発行。
古いから今の令和の感覚で読んだら違和感あるんじゃないかと心配でしたが、夢中でよみました。
先生の著書の中でもかなり好きな本になりました。
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母親……
2021年1月17日
母親が最悪でした。ネグレクト状態のくせに男に振られると帰ってきて息子に当たり散らす。再婚してからも、まあ変態ストーカー教師のせいもありますけど夫と喧嘩したからと言って息子にあんたさえ居なければ!まるで疫病神みたいね、なんて言う。泣けて泣けて仕方ありませんでした。それに比べて千里と笠原の立派なこと立派なこと。二人ともいい男すぎて、もう笠原と付き合いたくなっちゃいました(( 親から与えられて当然の愛情を貰えずに生きてきた郁は自己肯定感が低くて何でも仕方がない、と無理矢理納得させるのが癖になってる子ですが千里が無理矢理にでもそこから引っ張り出してくれてよかったです。幸せになってね……(もう目が腫れて痛いです(><))
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王道で最高の作品
2018年3月23日
可南作品の中でもかなりファンの多い作品ではないでしょうか。派手さはないですが高校生同士の恋愛が切なくも丁寧に描かれています。王道作品を読みたいときにおススメです。
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切ない
2015年10月17日
意地っぱり受けのけなげさとか、寡黙な攻めの慈愛とか、なんか色々切なくていい!受けを幸せにしてあげて欲しい。
好きです!
ネタバレ
2014年1月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ さすが可南さん、こちらも切なさ満載です。
育った環境か自己評価が極端に低く「仕方がない」と諦めていろいろな事に折り合いをつけてきた郁と、クラスの委員長で真面目で優秀、仏頂面で辛口ながらもズバズバ物を言う頼れる男・千里のお話。
物語は終始郁の目線で進んでいきますが、本当にこの子、自己評価が低い…! 母親との関係を考えればそれこそ仕方がないのかもしれませんが、自分が誰かに好かれるとか必要とされるなんてまったく思ってもいない。むしろありえないと思っている。だからこそいくら自分が千里を好きでも、いつか当然のように関係が終わると思っている。誰でもいいというように懸命に装って、なんとか今の一瞬だけでも触れてほしい。そういう郁がもう切ないです。そこまで自分を卑下することはないんじゃないかと思いますが、郁がそう思ってしまうことがこの物語の中では嫌味になっていないところがいいです。
でもそれをきちんと見抜いている、本人よりもきちんと郁を理解して受け止めているのが千里のいいところ。あまりに「好かれる訳がない」と思っているせいでそこに郁が全く気づいていないがためにすれ違ったりもします。
本編の『指先』ももちろんいいですが、後日談の『百年に満たない幸福』がまた素敵でした。郁の過去のトラブルが絡んできます。どれだけ千里が郁を大切に思っているかがよく見える、そして郁もきちんとそれを実感できるのがいい。なんなんでしょうこの千里の包容力のデカさは!ほんとに大学生ですか⁈ってくらい頼れる男。そりゃ郁じゃなくても惚れます。
せつない
ネタバレ
2020年9月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公の境遇がせつなく、自分への自信のなさからの行動や思考もせつなくて、、、、最後までせつなさを感じながら読み進めました。面白かったのですが、短編でいいので、もう1話ただラブラブな話が読みたいなと思いました。
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良かったです。
2018年5月25日
2話目が特に。
好きなのに、嫌われるのが怖くて別れようとする郁に泣きました。
千里目線でのショートストーリーも見たかったです。
クールな人だけど、かなり執着してますよね。
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切なくて
ネタバレ
2018年5月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 胸がぎゅってなりました。。
切ないハッピーエンドものを読みたい方はぜひ。
攻めの千里がほんとに終始淡々としていて、頼りがいがあるし、なんだかんだ優しいのはわかったのですが、もう少し感情がでてたら好みだったなと思ったのと、受けの母親が結構クズだった。確かに親であるまえに一個人でもあるのかもしれないけど、少し自覚がなさ過ぎで個人的にもやもやしたので-1させてもらいました。
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紙媒体
2020年11月30日
作者買い。高校同級生。暗い出生のせいで、いつも後ろ向きの郁の生き方が辛い。生活費を出すだけで息子を顧みないネグレクトの母親。幸せに浸ることが出来ない学生時代を乗り越えた今幸せになってほしいなと思う。
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毒母と毒臨時教員が...
2018年5月15日
育った環境のせいで不幸体質な主人公がかわいそうでした。お相手は頭が良く、頼りがいがあって(同い年なので若いしスパダリ感はない)、主人公がネガティブに悩んでいると最終的にはバシッときめてくれるんだけどヤキモキしました。
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