ネタバレ・感想あり目撃者にさようならのレビュー

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切ない
ネタバレ
2025年8月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 自分を暴行しようとした教師を殺してしまったと思い込んだ主人公。けれど、去り際に目撃者に遭遇してしまい、目撃者も殺害しようとする主人公。実は、目撃者こそ教師に留めをさした殺人犯で、主人公と目撃者はお互い、殺意を抱きながら近づくのですが、お互い惹かれ合ってしまうという悲しい結末。
新婚で幸せいっぱいの姉が実家に帰省しているときに、自分に一切の罪が及ばないように主人公を庇いながら死んでいった目撃者を想う主人公の表情が切なくて堪らなかったです。二人とも生きていても、ハッピーエンドでラブラブにはなれないとは分かっているのですが、殺意を抱いた相手を愛してしまう哀しさが心に刺さりました。
いいね
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何回読んでもおもしろい漫画😁
ネタバレ
2023年5月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み始めるとドキドキするけど読み進めていくと、あーやっぱりこの人が犯人かってわかるけど、結末がこうなるのか!
とかなり悲しい気持ちになります。
でも昔から何回も読んでもおもしろい漫画、やっぱり篠原先生大好きです。
大好き
ネタバレ
2020年7月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 篠原作品は全ての短編を読んでいますが「目撃者にさようなら」が一番好きかも。あの時代、ほぼほぼ少女漫画は男ばかりが強くてかっこよく、女はオドオドと男についてくだけで、たまに強いヒロインがいても最終的には男にほだされて「可愛げのある女」になって終わり。子供心にそれがとてもつまらなく、少女漫画なんてくそくらえと思ったものでした。篠原作品のヒロインが最後まで男と対等に渡り合い、男を愛しながらうつつを抜かさず、自分の力で活路を開く姿がどれほど衝撃的で、心地よかったことか。あれからずっと篠原作品は私のバイ ブルですが、この作品の何とも言えない読後感はずっと忘れられずにいます。「凍った夏の日」「訪問者は真夜中に」とともに、夏が来るといつも思い出します。
それぞれ
2015年11月12日
それぞれ怖いですが、設定が面白いです。最後切なくもなりますが。
表題作だけですが
2014年1月15日
あ~!なるほど!と思うラスト。絵は好き嫌いがあるかもですが、この作者さんのサスペンスはやはりうまいなぁと思いました。
心理描写
2014年8月19日
ちょっと切ない部分があったり、心理描写がよくハラハラドキドキさせられるサスペンスです。
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作家名: 篠原千絵
出版社: 小学館