母親を亡くし、一人になってしまった勝子は伯母を頼って上京することにした。男勝りの従姉京とはすぐ仲良くなり、次第に惹かれていくが、なぜか京は不自然に距離をとろうとする。京の首に残る痣が、伯母と京の絆の印だと聞いた勝子。実は京は伯母の夫と愛人の間にできた不義の子だった。事情で京を手放すことにした愛人が頼ったのが伯母で、引き取った京に可愛い服を着せて可愛がってはいたが、ある日抑えきれない怒りにかられ衝動的に京の首をしめてしまう。その時の傷が痣となっていたのだ。それ以来京は女の子らしい服を毛嫌いし、男のっぽい服ばかり着るようになっていたが、そんな抵抗をものともしない深い伯母の愛に包まれて成長していったのだという。
子供の頃、週刊マーガレットに連載されていたのを、毎週楽しみに読んでいました。今読むと、ま物足りない感じしてしまいます。