ネタバレ・感想ありトランシルヴァニア・アップルのレビュー

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シンデレラ賞受賞作!!
2021年7月12日
昔、LaLaでデビュー3年目くらいまでの新人ばかりを集めて、前後編計100ページの作品を順番に掲載して読者投票で新人賞(シンデレラ賞)を決定する、という企画をやってて、見事、優勝したのが表題作です。今から振り返っても、星崎真紀さんや、高口里純さん、篠有紀子さん、くぼた尚子さん、秋元尚美さんなどその後、LaLaを引っ張って行くような先生方の力作が多く、とてもレベルの高い企画でした。多分、樹先生の初の100ページ作品だったと思います。画力、構成力は流石で、第一回シンデレラ賞を受賞されて、そこから、華々しい活躍をされてゆきます。ところで、この表紙は同時収録のエキセントリックシティですね。こちらは、別冊LaLaに掲載された読み切りだったと思います。絵柄の試行錯誤をされてた時期だったのかな〜絵は安定してませんが、ストーリーはさすがの面白さです。
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一番好き
2018年10月11日
懐かしい!この作品で樹先生を知り、大ファンになりました。
残念ながら以後の長編作品は好きになれず、トランシルヴァニア・アップルが一番好きな作品となってしまいましたが、長年経っても忘れられない短編です。
花とゆめコミックスでは林檎を持ったフェンが表紙だったと思います。こちらはエキセントリック・シティが表紙になってますね。
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作者さん買い!
2019年12月11日
最近、「八雲立つ」から作者さんのファンになりました。
初期の作品です。現在も魅力的な作品を出されてますが、当時からクオリティの高い作品を出されていたんだなあと思いました。
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短編集
ネタバレ
2022年10月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1983年発売。表題作。絵が今とはかなり違い昭和の香り。仲の悪い三姉妹シェリー、ヴィクトリア、ティラ。亡き父の遺言でティラが十八歳になった時、一番美しい者がブラッド・ルビーを相続することに。相続の判定役はティラの従弟フェン。ティラが主役?
三人の前に現れたマクシミリアンには裏の顔あり。数々の殺人は許されないながら、原因は周囲の人々にもあるのでは……?
「エキセントリックシティ」→ボーイッシュなフレイザーの探偵事務所でバイトする大学生ライナー。ターゲットは大使令嬢のモーリン。ダイヤの密輸に変死事件。モーリンが中々キていました。
「プラチナ・キラー」→続編。絵柄が今に近づいています。今回はモデル襲撃事件。フレイザーがモデルに扮して犯人捜索。ライナー活躍。二人の今後は?
……微妙……
2013年9月3日
樹なつみ作品のかなり初期の物です。他の樹なつみ作品と比較すれば、構成や展開がまだまだ練れていない感はぬぐえません。
読みごたえもなく、吸血鬼のお話なんですが、ホント展開は読めてしまえるわ、この作品に関しては、ハズレかも……
それと、表紙の絵は中身と全く違いますので(表紙は無関係な人物です)、あしからず。
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作家名: 樹なつみ
出版社: 白泉社
雑誌: LaLa