銀の匙1巻から14巻まで色んな知識や夢が詰まった作品で、個性的なそれぞれの登場人物は一癖も二癖もある愉快なキャラクターで、荒川先生らしさが感じられる作品です。
近所の本屋に何故か15巻だけ無く、コロナ禍に突入してしまい外出しても近所のコンビニ、コロナ禍で近所の本屋は閉店してしまい、購入する事が出来なくなった時に、シーモアで15巻のダウンロードで購入出来る事を知り、即購入。
最終回まで読み上げましたが、正直言えば「未完」な感じもしました。
最後は登場人物達がどのように成長し、どんな風になって行くのかが読みたかったのですが、終わり方が「伝説的な」話で締めてしまったので、銀匙ファンとしては「う〜ん…」って印象でしたので評価を一つ落とさせてもらいました。
キャラクターの成長はファンとしての楽しみだっただけに、少し残念な気もします。
荒川先生の体調不良もあり、続けるのも大変でしたでしょうが、いつか短編でも良いので「その後」の成長記の作品を出して貰いたいです。
恐らく小説等の作品では描かれているかも知れませんが、私自身がLD(学習障害)持ちな為、小説が全く読めない人間なので、漫画作品として出版して欲しいと願ってます。
でも、やっぱり「銀の匙」は素敵な作品だと思います。
荒川弘先生、本当に素敵な作品を世に出して下さってありがとうございました。