ネタバレ・感想ありアルぺンローゼのレビュー

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名作です
2023年9月2日
今は歴史的背景なども掘り下げた、こんなドラマティックな漫画はありませんね。今の漫画はただ恋して、エッチして、ライバルが現れてアタフタ的なものばかり。
正直絵は古いし、30年以上経っても上達なさらないですが、この長い期間第一線で活躍なさってるのは、赤石先生と篠原千絵先生くらいではないでしょうか?
それだけ壮大な人の心を動かすことのできる稀有な作品を生み出せる先生だと思います。
サラッとピアノを弾いて去る、レオンのカッコ良さ、今時の子にはわからないのかしら…?
是非読んで下さい。
私が戦争にはじめて触れた作品
ネタバレ
2022年2月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私が戦争というものに初めて触れたのがこの作品でした。
「戦後何年」というニュースを聞くと「ランディやジュディが実在していたら今は何歳」と考えるようになり、身近に感じたものです。
ジャン・ジャックの存在やレオンたちの反ナチ活動から「白ばら」の活動を知ったり。
私にとっては「戦争とはなんぞや」という取っ掛りを与えてくれた作品でもあります。

5巻で第1部、ここはジュディの家族を求めて旅をする話です。
ヨーロッパでは戦争というよりナチス・ドイツの存在が大きく関わっています。
そして6巻から第2部、さらにナチス・ドイツが身近になります。
最終巻の表紙はネタバレですね。
ですがこの最終巻の番外編は胸にきます。
もし5巻で終わらせたいという方も最終巻は購入してください。
「テンポ・ルバート」はあの音楽会の観客から見た話が含まれています。
もうひとつの番外編「14番目の奏鳴曲」は第2部から登場したジャン・ジャックが主人公です。
30%引期間中に読みたかった赤石先生作品
2019年1月12日
完結作品を途中まで読んだだけで全てを断罪するかのレビューすることは、作家が作品に向き合った労力の一部しか見てないようで、原則やらないのですが、五巻で第一部が終了(他のレビューアーさんのアドバイスで知り)である為、ここで書きます。
お名前は有名作家なので昔から存じ上げており、面白いストーリーを作られるからきっとファンも多いのだとは察しておりました。
読む機会なく何十年、シーモアさんに登録後試読で別作品「P.A.」を目にし、力抜群の先生と確信し、手頃な巻数の本作購入に至りました。P.A.のほうもめちゃくちゃ面白そうですが、試し読みでは書かないので。

ドラマ作りの基本の、巧みな時間進行を、ぶつ切れにも冗長にも感じさせず、それでいて凝縮された怒濤の展開力! 大量の内容が軽く捌かれ、恐ろしい位に縦横無尽のスケール。舞台となる空間をスイスイ話が広がります。

時代の変遷によって現代の漫画は1巻でドラマ10分も進んでないことがありますが、これはたった五巻でも既に登場人物達はどれだけのことをしたか、圧巻という言葉はここに使いたくなります。

少女漫画は何十巻も巻数食わないので手頃で気軽に読めますが、幼く見える主人公達が大人の私には時々厳しい話があります。掲載誌がチャオだったとのこと、仕方ないですね。
それを脇に置いて本作は、善人でない人物達の存在やスリリングな逃亡と謎解き、それに、爆発事件や殺人、火事、誘拐も救出もと、驚くべき出来事が唐突感なくあるのが凄いところ。絵が描けてるからこのスピードに違和感が無いのです。
先生がお好きだという映画をもじったシーンもあるしで、たっぷり詰まった話を楽しませてもらいました。
作者買いです
ネタバレ
2019年1月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 戦争が起こるとどういう世の中になるのか、そういうことを考えるきっかけになる作品だと思います。
赤石先生の作品は小学生の頃から現在まで、ずっと読んでます。
なかなか深い
2018年6月9日
子供の頃に読み、懐かしくて再度読んでしまいました。こんな歴史的な内容を盛り込んだ読み応えのある作品だったとは知らなかった。面白かったです。
感動
ネタバレ
2018年4月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品は、時代的には第二次世界対戦がはじまる頃のお話ですが、戦争が少し関わってくるのは後半で、基本的には女の子が、好きな男の子と一緒に、生き別れたお母さんを探す旅のお話です。
しかし一筋縄ではいかず、ストーカーのようにおっかけてくる悪者あり、トラブルあり…読みごたえのあるお話で、きっと涙すると思います。

何度でも読みたくなるいい作品です。
大好きだった!
ネタバレ
2018年1月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 小学生の時、めちゃめちゃハマって連載を楽しみにしてました!少女漫画だけど、歴史的背景も描かれています。今になって読むと、展開早すぎ?と思う時もありますが、とにかくドラマチック。ジュディとランディのお互いを思う心と、強さにはほんと憧れますね。この作品は
すごく人気があって、ありすぎて、完結して赤石先生の次の連載が決まってたのに、それを取り止めて2部の連載が始まった記憶があります。1部はジュディの出生を軸に、2部はランディと兄の関係を軸に物語が進みます。名作です。
大好き
2017年11月24日
人生初めて買ったマンガ。これを読んでドイツとか戦争とか音楽を勉強しました。名作です。
名作
2017年9月4日
全巻持ってました。
このマンガで小学生だった私は、
スイスの首都がベルンであり、ドイツ語を話すこと。
オーストリアのザルツブルクがモーツァルトの生誕地。
そしてナチスのこと、いろいろと知りました。
今読んでもジュディかわいい。
今の小学生にも読んでほしいですが、
自分は1部で完結したあと、2部がはじまり残念だったので、
1部の5巻までをおすすめします。
小さいときに読んだ名作。
2017年4月6日
赤石先生の漫画はずっと読んでますがこれは
『炎のアルペンローゼ』というアニメになっていた筈です。
ちゃおで読んでました。
赤石先生の近所に住んでいる筈ですが
お顔拝見してないです
これからも赤石先生を応援します!!
子供の頃、大好きでした
2017年1月24日
美少年と美少女の一途な恋の物語、って感じで、うっとりしていました。アニメのジュディの「アールペンローゼ、アールペンローゼ…」という歌声が今でも離れません。また一気に読みたいです。
大好きです。
ネタバレ
2015年10月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大好きです。アニメも見てました。今でも読むと感動します。この人の作品で、一番好きです。これは切ないけど、ジュディもランディも純粋すぎて、すごくいいんです。二人の関係が羨ましくもなります。
壮大
2015年8月23日
昔の少女マンガ的に壮大な話です。
そしてとにかく純愛。
第二次世界大戦の時代が舞台です。
いくつになってもこういうのにキュンとしますね。
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作家名: 赤石路代
ジャンル: 少女マンガ 恋愛
出版社: 小学館