テーマがてんこ盛り過ぎで中途半端です。一貫していそうなのは主キャラが救い難いナルシスト、という点ですが…時にナルシストらしからぬ展開もあり、広げた風呂敷を放置したままの展開もあり。行き当たりばったりに描いたという印象を拭えません。
そして、どうしても作品名を納得しかねます。指先とミルクティ…なんじゃらほい?内容に関わる話題はほんの僅かです。
メインテーマは思春期男子・女子の揺れ動く感情、性欲、それらを持て余して泥沼な人間模様にハマる様子を忠実かつ“克明に”描くことなんだろう…けど。そういう意味なら、毎回そしてラストも後味の悪さが残るのは、正解かもね。
絵は可愛いけど、女子の脚が象ばかりなのは萌え狙いで媚びている感じが気になりました。